依頼者さまからのご不安の声

ここ数年、ビットトレントシステムの利用に伴い、利用したインターネットサービスプロバイダー(プロバイダー・ISP)から、「発信者情報開示請求に伴う意見照会書」をご自身もしくはご家族が受領したとして、法律相談のお申込みが急増しています。

また内容に関し、アダルト動画の利用が原因のため、家族や友人などに相談しにくいことなどで「自分だけが悩んでいるのではないか」「他人に知られてしまうのではないか」と不安を抱える方も多いと思います。

この状況を受け、本記事では当事務所に実際に寄せられたご不安の声(トレント関連で開示請求されている人の体験談)をまとめ、同じような悩みを抱えている方々が「自分だけではない」と少しでも安心できる場を提供したいと考えています。

また、当事務所では、これまでの多数のトレント案件の処理経験を踏まえ、このようなご不安に対してご安心できるご助言、ご対応を心がけています。長期に渡るご不安解消のために尽力しております。

この記事を見て少しでもご不安の解消にお役立ちできればと思います。

1 意見照会書の対応について

先日意見照会書が届き、こちらに対して発信者情報開示に同意するかしないかを問われています。

正直どう対応したらよいのかわからず、ネットの情報をみると間違った対応をすると大変なことになることがあるとあり不安な状況です。

ご多忙中誠にすみませんが対応について専門家としてお力をおかしください。よろしくお願いいたします。

【弁護士からの一言】

意見照会書への回答には、同意と不同意とがあります。状況、ご意向、ケースに応じて方針が異なるので専門の弁護士へのご相談をお勧めするケースです。最善の結果に繋がる回答書作成を助言可能です。お問い合わせありがとうございます。

意見書の回答も2週間程度とあり、悩んでいるうちに1週間が過ぎてしまいました。

昨日、妻と相談した結果、まずは弁護士と相談しようよという意見ももらい。

ネットでこの問題を検索して岡山香川架け橋法律事務所様が多く取り扱っておられるのがわかり相談したいと思いました。

【弁護士からの一言】

突然の意見照会書受け取りで驚き、何をどうしたら良いかもわからずにいたようで心中お察しします。

トレントの問題は、最初の対応が重要になることもあります。まずはご相談頂けて良かったです。

この書類(意見照会書)が届いたはいいのですが、頭が回らず動揺してしまっているのでどう書いて対応すればいいのか、まずこれを教えてほしいです。

指摘事項が事実である以上、情報開示・示談交渉等は避けられないと思われるのですが、金銭的な余裕が無いので、示談金等をできる限り抑えたいです。

しかしながら、知識もなく冷静な判断も出来ない状態ですので、弁護士依頼させて頂くか含めて相談させて頂きたく思います。

【弁護士からの一言】

トレントの利用が事実であったとしても、そもそも当該事案で開示が避けられないのかの検証も重要です。

また、開示になるとしてもどのような対応をとれば示談金等を抑えられるかも弁護士のアドバイスが有効です。当然、ご依頼の当否はご相談の後のご判断で構いません。まずはご相談からどうぞ。

2 金銭面について(示談金・弁護士費用等)

意見書に何を書いたらいいのかわかりません。

今後もまた来たりすることもあるようですし。

郵便を受け取ってから、毎日が不安な日々で落ち着いて仕事もできません。

昨年11月に自宅を新築し住宅ローンの返済が始まりました。

6歳と8歳の子供もおりお金のかかることも多々あります。

毎月のやりくりも余裕がなくなって厳しいものになりつつあります。

問題解決にあたりどれだけのお金がかかるのかも見えません。

なんとか解決したいです。

【弁護士からの一言】

日々の生活で一生懸命な中で、不意に自分が利用してしまったトレントに基づく意見照会と、その後あり得る示談金の負担は日常をひっくり返しかねない大問題です。

しかも、開示が1件で終わる確証もない中、将来的な不安は募るばかりです。

そうした中、弁護士へのご相談やご依頼は、負担すべき示談金額を抑えるためにも有効な選択です。

プロバイダの開示請求は認めており、すでに合意書への同意連絡を3月19日までに、支払いを3月27日までにしなければならない状況です。

しかし、合意書の文面にともすれば損害賠償が延々と続くかもしれない条文があり、その同意も不安で、 支払いも一括でお支払いできることは、借金してかき集めても無理な状況です。

期日が刻一刻と過ぎていく為、まず事を荒立てず和解などのご相談が可能なのかが不安です。

自分が原因というのは分かっておりつつも、正直なお話全く金銭的余裕はなく、本件の和解と、今後の別請求を来ない様にすることができるのかなどの不安がございます。

先生のHPの記事、動画を拝見しているので相談において不安な事はありませんが、今後どれくらいの開示請求が来て示談金がどれくらいになってしまうのか不安に感じています。

【弁護士からの一言】

トレントの開示請求は、プロバイダーのログ保存期間が続く限りは継続する可能性があります。ログ保存期間はプロバイダーにもよるのでまずはその確認が重要です。その上でログ保存期間が経過するまで如何にして制作会社とのやりとりを続け、示談を猶予してもらうかなどの検討が重要です。

告訴されることなく示談での解決を希望します。

私自身のなけなし貯金はすでに底を付いたため、高齢の親に借金するかどうかの状態です。実際、3件目の示談は今年の12月に払うとして締結し、現在貯蓄をしておりますが、ギリギリといったところです。

今後、来るもの毎に盲目的に包括示談で対応していたら生きてく術を失うため、藁にもすがる思いで岡山香川架け橋法律事務所様に切り替えることを考えております。

【弁護士からの一言】

すでに複数の開示請求が続き、複数の示談をしている方のケースです。

これまでは別の弁護士に言われるがままに示談をしていましたが、さらに追加の意見照会が届いたタイミングで示談拒否も念頭に当事務所へのご依頼となったケースです。

当事務所では、届いた内容にすぐに示談するという選択肢をとりません。賠償金の負担がご不安な方はぜひお問い合わせください。

ただただ深く反省しておりますが、生きた心地がしません。

収入が少なく、弁護士さんの費用はなんとかしますが、実際の和解金がどの位になってしまうかがとても心配です。

いつか解決するのかしないのかも含め色々不安です。

家族には言ってません。できれば分からないように解決したいです。

無知だったとはいえ犯罪ですので、きちんと罪を償いたいと思いますが、手立てがなくご相談したい次第です。

多数の通知が来た場合に支払い能力がないため、今後どのような対応ができるのかが心配です。

どんな解決策があるのかわからないですが、特に刑事事件にならないようにして欲しいです。

高額な和解金を準備する手段がないので、和解金を支払うにしても分割とかにして貰えたら助かりま

今後どのように問題が進むのか、ということが分かりません。

1年半前のことでファイルもないし記憶があいまいです。

うっかりトレントファイルに手を出したというところは反省してはいるのですが、法外な示談金を請求されたらどうしようという不安があります。

今後安心して生活できるようになりたいです。よろしくお願いいたします。

何とかお金は工面して、77万をお支払いして示談案を受け入れはできるのですが、その後の複数で同様のことをされるとお金の工面ができないので、社会的信用を失うことにはなりたくない。(=収入が途絶える)

どのようにするべきか分からない。

【弁護士からの一言】

示談金、和解金の負担についてはすべてのご相談者様の一番の懸念事項です。

当事務所では、ケースに応じ、ご事情に応じ、最少額での解決をご提案可能です。

3 追加の意見照会書について

過去に開示請求が来て、新たに別の会社からのP2Pソフトによるアダルトビデオの開示請求が来ました。

開示請求の返事をした後での弁護士への相談はもう手遅れなのか等を聞きたいです。

また、今後動画1本につき開示請求が来て1件ずつ対応していく他ないのでしょうか。

サイトのトレント問題の説明を拝見しました。

不安なのはこの開示請求を皮切りに今後どれだけ請求が続くのは不明なのが不安に感じております。

これらについて包括的に対応していただけるのをお願いしたいと思っています。

昨年から使用していてどんな会社のファイルを何本ダウンロードしたのか覚えていなくてどんな請求が来るのか非常に不安です。

請求先の代理人弁護士との交渉する場合どうすればよいか途方に暮れています

開示命令が発令されたため、数週間以内に相手方弁護士から示談金支払指示、あるいは民事裁判や刑事事件への発展の可能性があると考えています。

それにどのように対応すべきかわからないことが問題です。

いつそのような連絡が来るかわからないためストレスフルな状況が続いており、冷静な判断ができない心理状態です。

以前にトレントを利用し、面白がってしまい色んなものをダウンロードしてしまった時がありまして、そのファイルの中にこのような件に係る物が何本あったのかももう分からないので不安がとても多いです。

【弁護士からの一言】

多くのトレント利用者は、長期間に渡り複数の動画をダウンロードしています。

そのため、多数の意見照会が届く不安にさいなまれます。

そうした中、意見照会書への回答、相手方弁護士とのやりとりなど、弁護士介入により不安軽減が可能です。ご安心ください。

4 弁護士依頼をするかどうかの判断について

軽い気持ちで開示請求が来るまでトレントを使用したため、今後何件も来ないか心配な点があります。

個人で対応しても示談金も下がらず、個人対応してもあまり変わらいと言う意見も散見されるため迷っております。

トレント対応している弁護士を使う場合のメリット、個人の場合のデメリットなどお伺いできましたらと思います。

また事務所が遠方で出向けないので不安があります。

【弁護士からの一言】

弁護士に依頼する際は、回答書に不同意で回答をするのか、提示示談金額を払わない、または減額する弁護活動を望むのか、家族に知られずに解決したいのか、ログ期間を経ての解決を希望するのか、訴訟や刑事告訴を避けたいのかなど、ご自身の希望するサポートを明確にしていただくとスムーズです。

当事務所では、これらを実現するためのサポートが可能であり、長期に渡る案件対応の上で最終的に納得の解決を実現します。

トレントを利用したのは私なのですが回線契約者が母というところです。

こういった場合委任状みたいなものに母からサインをもらって私が依頼するといった形になるのでしょうか?それとも私がそのまま申し込むだけで済むのでしょうか?

ここさえクリアできるならすぐ申し込めるのですが、トレント使った私ではなく回線契約者の母に来所やzoom等ビデオ通話を求められると無理だと思います。

【弁護士からの一言】

当事務所では、トレントの実際の利用者の方からのご依頼を中心とし、他方で契約名義人からの回答書しか受け付けないプロバイダーに関しては契約名義人からもご依頼をお受けするようにしています。

5 生活・家族・仕事などへの影響について

刑事告訴などならず、示談で済んだとしても、仕事(身分)への影響があるのか心配です。

家族(妻)には一応話しましたが、そちらに対しても、できれば穏便に済ませたい気持ちはあります。

現在のところ色々と混乱しているため自分自身でもわかりかねていますが、まずは意見照会書にどのように対応すべきか、その後どのように進めるのが一番良いかご相談したく考えています。

トレントの使用期間が長く、追加が来そうな恐れがあること。

費用的な限界を超えた示談等が来る可能性を感じていること。

(件数的なもの、ネットで見ると示談費用も上昇気味のため。個人での交渉で高値を言われる怖さ)

万が一とは思いますが、勤務先などに知られたくないこと。

郵送物などで、家族(親)に弁護士事務所とのやり取りなどが知られるのが防げる方法があるのかどうか。

この件について家族に不安をさせたくないと思っております。

一連の解決に向けてなるべく内密にできたらと思うのですがそういう対応が可能かどうか相談させていただけたらと思います。

回線契約者は、結婚前から使っている妻の名義となっています。

妻が罪に問われるのではと、とても心配しています。

更に、高額の損害賠償費用がかかることを心配しています。

妻の精神的な不安は、なるべく避けたいと思います。

自分のしたこととは言え、かなり精神的に参ってしまいました。

大丈夫ですよの一言を期待します。

今後、示談の書類が送付されてくる事と思いますが、これから何件も来る可能性を考えると怖いですし、示談金で生活苦に陥ったり、まわりに迷惑をかけるわけにもいかないですし、どうするのが正解なのかわからず混乱しています。

【弁護士からの一言】

意見照会書の受領をきっかけに、会社や家族への迷惑などを懸念される方も少なくありません。

当然、そうした負担をかけないための方策もご案内可能です。ご安心ください。

会社や家族に知られると困ります。周囲にバレないか、他からも賠償請求されないか不安です。

どのように対応したらよいかわからず、今後が心配です。

逮捕されることはありますか?

職場にバレることはありますか?

刑事告訴される可能性はありますか?

全ての管理者から損害賠償請求されると示談金を払えなくなるため、そこが不安です。

会社、家族への影響が心配です。負担額が巨額にならないか心配です。

自分が病気やケガで収入がなくなってしまったときや死んでしまったときに、両親や親族に迷惑をかけるのを避けたいです。

ぶっちゃけストレスで死にそうです。

肋間神経痛なども出ておりつらいです。

初めてのことなので、どうしたらいいかわからず困惑しています。

開示請求という経験は初めてなので、不安でいっぱいです。また弁護士に相談することも初めてなのでとても緊張すると思いますがよろしくお願いします。

この件が会社に知れてしまうと確実にクビになります。

何とかお知恵とお力をお借りできればと思ってご連絡されていただきました。

刑事事件の容疑者として逮捕されるのではないか。

刑事事件になると職を失ってしまいかねないので、示談ですませたい。

【弁護士からの一言】

意見照会書が自宅に届いた、通知書が自宅に届いたという場合でも、当然に会社にばれることはありません。会社の解雇事由になることもありません。

ただし、刑事事件になると報道になる可能性もたしかにあります。

とはいえ、現状、トレント(アダルト)の件で実際に刑事事件になったケースは当事務所では確認できていません(2025年10月現在)。したがって、この点を過度にご心配する必要はありません。

また、弁護士にご相談の上でこれら負担やリスクも解消可能です。まずはご相談いただけたらと思います。

以上の他にも当事務所の実際の解決事例を以下のとおりいくつかご紹介します。

ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例①
ビットトレントシステムの利用に伴いプロバイダーから意見照会書が届き、その後の対応を弁護士が介入、担当し、解決した事例です。
ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例②
本人名義のプロバイダーから意見照会書が届いたので回答書の送付を含めて弁護士対応をし、示談に至った事例です。
ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例③
最初にプロバイダー(株式会社エネコム・旧;株式会社エネルギア・コミュニケーションズ)から1社(株式会社ケイ・エム・プロデュース)からの開示請求に伴う意見照会が届いた後、同社からの開示請求が複数続き、さらにその後に他社(有限会社デジタルガガ)...
ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例④
プロバイダーからの意見照会書が複数続き、当初の法律事務所ではなく、途中から当事務所にご依頼の上で最終解決に至ったケースです。
ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例⑤
KDDIから意見照会書が届いた結果を踏まえ、その後の対応を受任し、開示請求に対しては応じたものの、相手方からの示談の要求に対してはこれを拒否し、支払い
ビットトレントシステムの利用に伴う意見照会、開示請求解決事例⑥
アダルトビデオの製作会社との訴訟・裁判について和解により解決した事例です。トレント利用に伴い発信者情報開示、損害賠償請求訴訟の結果、和解により解決に至りました。